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一夜の大贅沢祭り

夫が会社の仲間と旅行に行ってしまった。

神津島でスキューバダイビングをやるとか、ハイソな計画があるらしい。


夫がそんなブルジョワ臭い旅行を満喫している間、私はカップラーメンを啜りながら原稿とは。
そんな不公平が許されていいはずはないぞ。

こうなったら一人で贅沢をしてやるぅ!!!!!










で、問題は

贅沢って何をすればいいの?

ということだ。












最初に考えたのは、
「高級店で食事をしてやろう」
という案だ。
贅沢の基本だ。


だが困ったことに、私は高い店を知らない。

ネットで探して見知らぬ高い店に行くことも可能ではあるが、折角高いお金を払って、美味しくなかったら嫌だ。

美味しいものが食べたいなら、やはり自分が知ってるとこが確実。
だが私の知っている美味しい店となると


近所のとんこつラーメン屋くらいしかない。


あそこのとんこつラーメンはマジで最高。


だが、贅沢じゃない。



いくら美味しいと言っても、普段から行きつけている、一杯650円のラーメン屋。

これは贅沢じゃない。

困った。どこへ行けばいいんだ。





決めかねている内に、バイトのため家を離脱せねばならぬ時間になった。
休憩時間に啜るのは勿論カップラーメンだ。

そしてバイトが終わって、自宅の最寄り駅に着いたのが夜10時。
まあ、バイトある日はいつもこれくらいの時間だから仕方ない。
何にせよ、今日は贅沢外食出来る日じゃなかったってことだ。

今日は適当にご飯済ませて、贅沢外食は明日の晩御飯だな。
明日ならバイトも休みだし。
で、結局どこ行こう。


そんなことを考えながら、家に向かって歩き出し、ふと思い出したのが、近くの、夜遅くまでやっているスーパー。


そうだ。






肉を買おう!!!!






国産牛肉を買おう!!!
ステーキを食べよう!!!!!!

心のよだれが大放出。
これだよこれ!
贅沢ってこれさ!!!!!!




niku.jpg
やや脂が多いのはご愛嬌




100g=500円の肉を購入。
(一番量の少ないパックを探して600円のにしました。小心者)
恐ろしい…これが国産牛肉の値段か…

普段の私は、特売の100g=98円の豚肉でニヤニヤしているというのに。

流石は牛!半端ねえよ!!

隣にもっと高い牛肉もあったけど、そちらは見なかったことにしたよ!!!





さあ、無事国産牛肉をゲットして、やはりブルジョワメニューといえば、あれですよ。

前菜

何か

何か

メインディッシュ

何か

デザート&お飲み物


みたいな。
何が来るのかはわからん。

面倒くさい。やめよう。(←この辺が庶民)


そうだ、ファミレスを参考にしよう。(←庶民)
確か食事セットに付くのは

サラダorスープ
パンorご飯
ドリンクバー

みたいな感じだ。


よし、スープを作ろう。
ご飯は夕べの残りでいいや。







さて、スープは適当に残り物の野菜を刻んで鍋に放り込んで。



その辺で漸く
この食卓が大分ブルジョワじゃなくなってきていることに気付いた。



参考資料がファミレスってどういうことだ。



残り物をぶち込んだこの鍋は、一体どういうことだ。











駄目だーーーーーー!!!!
こんなの贅沢じゃない!!!

折角肉を買って来たのに!これじゃ台無しだよ!!!!

Ⅰ・LOVE・牛肉!!!!!!


しかしこの時点で、時刻は既に11時過ぎ。
わけのわからんサイドメニューを調べて作っていたら、何時になるかわからない。
メニューは増やさず、ブルジョワ感を大幅UPさせる手は…

ブルジョワ感…



ブルジョワ…







































そうだ、ドレスアップだ!!!!!!






お洒落な衣服に身を包み、アクセサリーを完備し、化粧で素顔を覆い隠しての食事!


これがブルジョワでなくて何であろうか!!!!








そうだそうだよ。
完璧じゃないか。
無駄に着飾って、ステーキを食ってやろうじゃないか!!!!



さて、ドレスアップをするのはいいが、問題が一つ。




食事の用意を全て終えてから着替えていたら、料理が冷めてしまうってことさ。

冷めた肉なんか食べても、嬉しさもブルジョワ感も半減ですよ。ねえ?
やはり熱々でなくてはいかん。



つまり、順番が重要になってくる。


1、スープを煮込む
2、爪と顔を塗る
3、付け合せのニンジンを茹でる
4、付け合せのジャガイモを揚げる
5、にんにくとご飯を炒め合わせる
6、着替える
7、エプロンを付けて肉を焼く
8、食べる


これが一番、服を汚さず且つ熱々の肉を食べるのに最適なプランであると結論付けた。

完璧だ。




よおおおおし、贅沢ディナーの幕開けだ!!!!!!








ザ・ドレスアップ!!!!!
dressup.jpg
(※室内なので足元にピザ屋のチラシを敷いてあります)


今関東大震災が来たら、栗原はこの格好で避難することになります。




そして避難所にいるところをテレビ取材班に発見され
リポーター「大変でしたね!どこかへお出かけだったんですか!?」
栗原「いえ、ブルジョワごっこをしてました」

栗原「夫が留守だったので、一人でブルジョワごっこをしてました」




リポーター「…このように、現場ではショックで混乱している方も多く被災者の心のケアが重要になっています」
栗原「肉を焼いてたんです。国産牛肉を。そしたら揺れて、スープがこぼれたんです!!!」

リポーター「カメラ止めてカメラ!!!!!」












どうか今夜は来ませんように☆





さあ、ドレスアップが完了したら、後は肉を焼くだけです!!

じゅうじゅう、じゅうとね!えへへへへへ





スーパー肉状態発動!!!!!!
steak.jpg



ついに準備が整いました!!!
時刻は既に午前1時!!日付変わってます!!!!!




いただきまああああああす!!!!!!!



ちなみにグラスに入ってるのは
国産みかん100%ジュース。
普通の紙パックのオレンジジュースより、200円以上も高い贅沢アイテムさ!!!
うははははは、肉と一緒に買ってきてやったぜええええええええ













…ワインにすべきだったかな…






まあいい、とても美味しいです。はい。

あと、一見お洒落植物に見える後ろの緑は
現在繁殖を目論んでいる食べ残しのバジルです。









やあ、自作のステーキソースも上出来だ!
摩り下ろした玉ねぎとニンニクを、醤油、砂糖、日本酒で煮込み
大根おろしの上からふんだんにかけてみました。

正直、シソはない方が良かった。ちょっと失敗した。





それでも至福の内に無事肉を食べ終わりました。
大震災来なくて良かった☆







さあて、ブルジョワ肉を食べ終わったらお待ちかね!
デザートタイムですよ!!!



ちなみに食事を終えた栗原が、「こんな格好で美味い飯が食えるかああ」と衣服とアクセサリーを金繰り捨てて即行でパジャマに着替えたので、最早ブルジョワタイムは終了したも同然だ。

あとデザートは今から作る。
だって出来立ての方が美味いから。






へいお待ち!ブルジョワデザートだよ!!!!



hotcake.jpg




ホットケーキに、ゆる生クリームと蜂蜜をたっぷりかけたものさ!!!!!!







ここでホットケーキは贅沢じゃないと思った奴は甘い。

お洒落なスイーツばかりが贅沢でないことを思い知るがいい!!!






何たって自家製ホットケーキだ!
生クリームも蜂蜜もかけ放題だぜえ!!!!

しかもだな、この生クリームはただの生クリームじゃない。


そもそも栗原は、喫茶店なんかにある生クリーム付きホットケーキは認めていない。


大体どこでも、しっかりした固~いホイップ生クリームがホットケーキの上にぼとりと乗せてあるもんです。
でもあれね







ホットケーキと相性悪いんですよ。








考えてみて下さい!
あのホットケーキの表面…するんつるんとしていて、「液状のもの以外は浸透させません」とでも言いたげな、頑ななあの態度!!

その上の、これまた馴染む気ゼロの、固い固いホイップクリーム!
「店員に乗せられたから乗ってるだけなんで」と言わんばかりのあの生意気な真っ白さ!!!!

この両者のどこに、通い合う想いがあるというのか!!
何のドラマも生じはしない!!!!


ナイフでギュウギュウと塗りたくってみても、お互いの主張する味は離れ離れのまま…



こいつらの間には、歩み寄りがなさ過ぎる。
だから私が埋めてやるのさ!
この二人の距離を!
この手でな!!!!!









それがこの、
ゆるホイップクリーム<バター入り>さ!!!!!!


溶かしたバターをたっぷり入れてやった!
そしてこのゆるさでホットケーキに絶妙に浸透!!


この二人のドラマは今始まるのだ!!!!!!!!!












いやあ、大当たりですよこれは。

バター風味のクリームが、ホットケーキに馴染むこと馴染むこと。

蜂蜜も良い感じです。

これぞ贅沢!!!








ご馳走様でした☆



---------
追記
これ書いた当時は、まだパンケーキがブームになる前だった。
お洒落なイメージも薄かったし、生クリームもホットケーキの表面も固いのが当たり前だったのです。
大正昭和時代にお洒落とされた食べ物で、喫茶店のショーウィンドウにちょっと古ぼけた食品サンプルが置いてある、しょぼメニューの一つ。
または、家庭で手軽に作れる子供向けのおやつ。
それがホットケーキでした。

若い人が読んで困惑するといけないので、念の為。

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